PC作成時には、そのPCの性格や背景設定を考えている人は多いと思われます。
もちろん、それは世界設定から外れないもので、無茶ではないものにされてると思います。
そこで、それらの背景設定なり、性格・特徴なりを、『場合によっては』判定で使えるかも知れないものとして個性技能にしてしまいます。
ぶっちゃけ、Aマホの影響受けまくりです。わかる人だけわかってください。
PCのイメージを強固にし、更に、「使えないだろうけどどっかで使えるかもしれない」というキャラクターメイキングの楽しさを得られるのではないかと思います。
■決定方法
キャラクター作成時に、背景・特徴・能力値に沿った【個性技能】を3つ、自分で作ります。
例)
「没落貴族の子女」「人間種族」「力/技/速/知=2/1/1/8」という設定にした場合、【気品】【礼儀作法】なんかを作ってしまいます。これはイメージ通りですね。
矛盾さえなければ、3つ目を【酒豪】なんかにしても構いません。無茶でなければいいのです。
逆に、「貴族の血を引いてるのにおてんばで~」という設定なら、【気品】【お転婆】【不潔】などとしたってOKです。
特にメリットはないと思われますが、上記【不潔】や【カナヅチ】などのマイナス要素でも構いません。
「デメリットになったとしても、こういうPCがやりたいんだ!」という方は是非。
それすらも、キャラクターを演じるTRPGの魅力の内なのです。
悪い例)
上記設定のままで、【力持ち】【不器用】【馬鹿】などとしてしまうことです。能力値との兼ね合いがおかしいですよね。
もちろん、GMや周りのPLが「それはおかしい」と言ったら、食い下がらずに素直に変更すべきです。
個人的な感覚より、周りの人が不自然に思わないかどうかの方が大事なのです。
また、この【個性技能】はPC作成以降、変更も追加も削除もできません。良く考えて決めてください。
■使用方法
その【個性技能】が使用できそうな判定であれば、GMに可否を問い、可であれば能力に+2して判定できます。
例)
GM「古い書物があり、内容は古語で書かれています。知判定で成功すれば読めます」
PL「私は【読書家】がありますが、使用できますか?」
GM「OKです。知+2で判定してください」
という流れになります。
この例でGMが「使用できません」といえば、通常通りの判定を行ってください。