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モンスターサンプルはまだできてないけどね!
Posted by - 2025.06.11,Wed
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Posted by GD - 2008.07.12,Sat

■魔法と祈りの違い
まずは用語の詳しい説明から。

・MP
精神力です。
ゲームによっては、魔法力(マジックポイント)と扱われることもありますが、ココでは魔法力とは違います。
敢えて訳すなら、MindPointやMentalPointが相応しいでしょうか。

そのため、あらゆるキャラクターがこれを持ち、魔法では無い祈りであっても、これを消費するのです。


・魔力
種族によっては生まれ持っている力です。
エネルギーを垂れ流す超能力みたいなものをイメージしてください。

ドワーフとホビットはこれを持っていません。


・古代語魔法
魔力を練り上げて、形にする技術が古代語魔法です。
そのため、魔力自体を持たないドワーフとホビットは使用できません。

遠い昔、古代の純血種達が自分達独自の言語で魔力を操る方法を発見しました。
彼らはそれを研究し、強化し、体系化したのです。

もちろん当時は『古代語』などとは呼ばれていませんでした。
むしろ、『日常語』で強大な力を行使できたのです。
そのため、純血種達は全員が強大な魔法を使用でき(生まれ持った魔力の異常発達もありますが)、その力で世界を制することが出来たのです。


・精霊召喚
魔力を以って、精霊界と交信し、精霊達の力を現実界に具現化する技術です。
こちらは、『交信』に魔力が必要となります。
そのため、ドワーフとホビットは使用できないのです。

こちらは、エルフの確立した技術であり、古さで言えば古代語魔法よりも遥かに歴史が古いものです。
かつて、神々と共に戦ったエルフ達は、神と比べて遥かに小さなその力をこの精霊召喚によって補っていました。
現在のエルフよりも遥かに力を持った、当時の古エルフ=ハイエルフは、上位精霊を召喚し、現世に実体化させることすらできたようです。


・祈り(【加護】【奇跡】)
信仰を持った者が聖言を以って神に祈ることで、その結果として恩恵を受けられるものです。
精霊召喚のように、魔力を使用してこちらから呼びかけるものではありません。
それは不遜というものでしょう。
また、古代語魔法のように、自らの魔力で作り上げたものでも有りません。

神は、聖言による願いを『聞き届ける』のです。

そのため、魔力を持たないドワーフであっても、信仰さえあれば実行が可能ですし、信仰を持たないエルフとホビットは実行できないのです。

エルフもホビットも、神の存在は信じており、天に祈ることもありますが、人間やドワーフのように、神を一段高い所に置いて崇拝する、ということが出来ないのです。
彼らにとって神は、尊敬するものではあっても、崇め奉るものではないのでしょう。



■神と信仰について

・神
この世界では、三柱の主神が主に信仰されており、他には数々の自然や物体に宿る神や、神になった人間なども、一部地域で信仰されています。


・信仰
実際にその力が【加護】などで顕現しているこの世界では、神の存在を否定する者は居ませんが、それを信仰するかは別問題です。

同様に、【加護】などを取得しているかどうかと信仰も別問題です。
一般民衆は多く信仰をしており、安息日には教会に欠かさず通っている人なども居るでしょうが、大半の人間が【加護】など使えないでしょう。
なんとなく信仰している者も居れば、自分から戒律を破らないように生きている者も居るでしょう。

信仰とは基本的に個人的なものです。
宗教教団などの組織に属するとそうはいかないのでしょうが。


・宗教教団
同じ神を信仰する者達が集まった組織です。
これに属する場合、信仰する神の性格に沿った多くの戒律が定められ、それを守ることを厳しく求められるでしょう。
場合によっては、他神の信仰者を排斥しようとしたり、国教となり国家権力を掌中に収めようとする、危険な教団もあるかもしれません。



■このゲームにおける神
「三主神」と「その他の神」の4つから信仰を選択できます。
「信仰なし」でも構いません。エルフとホビットは強制的に「信仰なし」になります。

信仰だけなら、特に気をつけることはありませんが、【加護】【奇跡】においては、使用できる内容が変わってきますので注意してください。

既出ですが、【加護】【奇跡】を取得する場合、「信仰なし」は認められませんので、そこにも注意を。



・創造神ストラ
世界を創造したとされる神。
シンボルは『聖なる炎』。
太陽神としての性格も持つ。

創造、正義、法、秩序などを司る。

支配者階級や法の執行者などに好んで信仰され、その教義や教団の戒律も厳格なものであるが、創造という性格上、鍛冶を行う人間やドワーフ達にも人気があり、出産に際しての安産の神としても信仰されている。

また、純血種もこの神を好んで信仰していたようだ。
彼らには彼らなりの正義や法があったのだろう。



・調和神ガウリー
創造された世界が破滅するまでの調和と繁栄を齎すと言われる神で三主神中、唯一の女神。
シンボルは『稲穂と鎌』。
大地母神としての性格も持つ。

調和、繁栄、豊穣、平和、そして戦いを司る。

階級職種問わず、一番多くに信仰されている神。
農業においても狩猟においても商業においても国政においても、豊穣と繁栄と平和は誰もが望むものであるのだから。

一方、戦いも司るのだが、これは、神話的に見れば平和を終わらせる破滅との戦いを意味し、日常的に見れば収穫や殺生といった『奪う』行為の表れといえる。
シンボルの『麦穂と鎌』が、その二面性を顕著に表しているといえよう。

ドワーフにとっては、戦いの面において好んで信仰されているようだ。



・破壊神ピナーカ
創造され、繁栄した世界を終末に導くと言われている神。
シンボルは『氷りついた月』。
月神としての性格も持つ。

破壊、死、停止、混沌、自由などを司る。

一見、物騒に見えるが、決して悪神や邪神の類ではない。
破壊という役割を与えられているだけである。

富の停止を願う商売人達に多く信仰されており、また、狩人などの死を扱う職業の者も、調和神で無くこちらを信仰する者が居るようだ。

また、不老不死を願うような者もこの神を信仰し、自分に死が降りかかることを避けようとするだろう。

とはいえ、秩序に縛られることを良しとしない無法者や犯罪者達にも信仰されており、盗みが成功することをピナーカ神に祈ったりする不届き者も実際多いようである。
自由とは『自由に殺される』という自由も含んでいることを彼らは気付いているのであろうか。

ドワーフには不人気のようである。


・その他の神
世界には、上記の三主神以外にも、様々な信仰が存在する。
主神の従属神や眷属を信仰したり、自然そのものを信仰したり、神格化された偉人を信仰したり、様々である。

ゲーム的には、一まとめにし、信者数も少なく、教団のような組織も持たないものとする。

神の位が下がるからといって、技能的に劣化したものにはしない。神の力そのものより、個人の信仰の度合いこそが肝要なのである。

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