■目標
「TRPG未経験者が簡単に理解できて、TRPGの雰囲気を楽しめるようなもの」
「FFやDQとは少し違う、TRPG独特の世界観に興味を持ってもらう」
「ここでのプレイを踏まえて、他の良く出来たTRPGに参加するようになってもらえれば最高」
以上のような、未経験者が気軽に出来て、もっと本格的なTRPGに興味を持ってもらえるようなモノに
したいと思っています。
システム的なことでいえば、10面体ダイスが1つあれば出来るものにするつもりです。
ダイス付きチャットであれ、2chのスレでの秒数末尾使用であれ、リアルのサイコロであれ。
「D10での判定しかしない単純なシステム」を考えています。
■指針
基本的には、『D&D』や『指輪物語』、『ロードス島戦記』などの、『古典』やそれを引き継いでいるような、所謂ベタな設定にします。
ココは飽くまでTRPG入門であり、それを越えるような難解だったり、緻密だったりするようなルールは作りません。そういったTRPGの場合、市販されてるものの方が絶対にいい出来ですしね。
同様に、スキルにおいても、強力な攻撃スキルなどを作って、バランス調整を難しくしたり、戦闘における煩雑さを増加させたりはしないようにします。
スキルに頼らず、ロールプレイで行動の幅を広げることこそが、TRPGの醍醐味だと思います。
■頻出する用語
・TRPG=テーブルトークロールプレイングゲーム
CRPGとは違い、会話でゲームを進めていくRPGです。
・CRPG=コンピューターロールプレイングゲーム
DQとかFFとか、主に一人でゲーム機を使ってプレイするRPG。
・GD=ゲームデザイナー
造語です。いや言葉自体はあるんですが、こうして略してTRPGで使ったりはしないと思います。基本的にここの管理人でルール作ってる私のことです。
以下のGMとの区別のために一応名づけておきます。
・GM=ゲームマスター
シナリオを用意し、そのセッションを進行する人のことです。
脚本家であり、監督である人ですね。
・PL=プレイヤー
ゲームをプレイする人です。
・PC=プレイヤーキャラクター
PLがゲームに参加する際に作る、PLの分身です。
あまりルールや世界観から外れたキャラクターだと周りから非難が起きます。
飽くまで『大勢の中の一人』です。MMOのようなものですね。
ですが、MMOと違いTRPGでは、『大勢の中の一人』が本当に勇者となったり、
国王となったり、(ゲーム内)歴史にその名を刻まれることになったりすることがあるのです。
それこそがTRPGの魅力です。
・NPC=ノンプレイヤーキャラクター
GM側が用意するキャラクターです。
味方であることもあれば、ストーリー上の重要な敵役であることもあります。
・セッション
1つのシナリオをプレイすることを「セッションする」と言います。
シナリオを解決したなら「セッションクリア」ですね。
また、単位のように使われることもあり「2セッションをクリアしたから、~が起きた」など。
ビリヤードで1ゲームやった、みたいなイメージをしてもらえればわかりやすいかもです。
・キャンペーン
ストーリー的にいくつかのセッションを経て解決するような、長めの連続シナリオをこう呼びます。
2~3回のセッションで終わることもあれば、何ヶ月単位で行われることもあります。
・ダイス
サイコロのことです。TRPGの多くはダイスを使ってゲームを進行していきます。
表記としては、6面体のダイスならD6、10面体ならD10、100面体ならD100です。
また、「10面体ダイスを2つ振る」なら「2D10」と表記します。
このゲームではD10しか使用しません。
■記号
【】=技能名を表します。
例:【長剣】【下位古代語魔法】
<>=アイテムの系統を表します。
例:<片手剣><消費アイテム>
[]=アイテムであることを表します。アイテム名が入りますが、性能がかかれることもあります。
例:[ロングソード/力*20+30/要4][薬草/HP+25回復]